![]() パンツ型の失禁用品を製造する方法
专利摘要:
本発明は、閉じた腰部開口部(18)を形成するために両側の横継目領域(14)のところで製造者側で相互に結合された前側の腹部区域(4)および後側の背中区域(6)と、腹部区域(4)および背中区域(6)に取外し不能に接合された、吸収体(7)を有する股上区域(8)とを備える、身体の排泄物を受容するためのパンツ型の失禁用品(2)を製造する連続式の方法に関するものであり、腹部区域(4)と背中区域(6)には、それぞれ相互間隔をおいて互いに平行に横方向または腰回り方向(16)に延びる第1の弾性化手段(28)が設けられており、腹部区域(4)および背中区域(6)の足開口部(19)のほうを向く股上側の領域(22、26)には、両方の横継目領域(14)を起点として失禁用品(2)の縦中心軸(44)に向かう方向(56)に延び、その際に相互間隔を増しながら円弧状に広がって延びる第2の弾性化手段(40、42)が設けられており、次の各方法ステップ、すなわち、第1の輪郭断裁(112)によって形成される脚切抜部(116)を有する、吸収体(7)を有する股上区域(8)を供給し、失禁用品(2)の後の腹部区域(4)ないし後の背中区域(6)を形成する2つの不織布ベースの部分ウェブ(122、124)を供給し、第2の弾性化手段(40、42)を両方の部分ウェブ(122、124)の上に供給して載置し、これに固定し、股上区域(8)を両方の部分ウェブ(122、124)と統合して、股上区域(8)が縦方向(9)で機械方向(120)に対して横向きに一方の部分ウェブ(122)および他方の部分ウェブ(124)と重なり合うとともに、股上区域(8)が機械方向(120)で相互に間隔をおいて配置されるようにし、股上区域(8)と部分ウェブ(122、124)を重なり合い領域で固定し、機械方向(120)へさらに搬送し、第1の弾性化手段(28)を機械方向(120)で部分ウェブ(122、124)に供給して載置して固定し、実質的に円弧状の足切抜部(146)を形成するために、部分ウェブ(122、124)を互いに向き合う縁部区域(58、60)のところで対象とする第2の輪郭断裁(142)を実行し、機械方向(120)に延びる折線(150)を中心として折り畳み、それにより、一方の部分ウェブ(122)が他方の部分ウェブ(124)の上に載るようにし、製造されるべき失禁用品(2)の横継目領域(14)を構成するために、相上下して位置している部分ウェブ(122、124)を機械方向(120)に対して横向きに相互間隔をおきながら接合し、腹部区域(4)、背中区域(6)、およびこれらの間に配置された股上区域(8)を有する製品を得て、機械方向(120)に対して横向きに分離断裁を実行して、切り離されて完成した失禁用品(2)を得る方法ステップを含む。 公开号:JP2011506005A 申请号:JP2010538394 申请日:2008-12-04 公开日:2011-03-03 发明作者:ヴェンツェル、ベンヤミン;オスターターク、ヴォルフガング;ホルヌング、フリードマン 申请人:パウル ハルトマン アクチェンゲゼルシャフト; IPC主号:A61F13-00
专利说明:
[0001] 本発明は、腰回り方向に閉じた腰部開口部を備える横方向または腰回り方向に連続した腹部ベルトと背中ベルトを形成するために両側の横継目領域のところで製造者側で相互に結合された前側の腹部区域および後側の背中区域と、腹部区域と背中区域の間で縦方向に延び、腹部区域および背中区域に取外し不能に接合された、吸収体を有する股上区域とを備える、身体の排泄物を受容するためのパンツ型の失禁用品を製造する連続式の方法に関するものであり、股上区域と腹部区域と背中区域はいずれも失禁用品の足開口部を区切っており、腹部区域と背中区域には、それぞれ相互間隔をおいて互いに平行に横方向または腰回り方向に延び、そのようにして腹部区域と背中区域を面状に弾性化する第1の弾性化手段が設けられており、腹部区域および背中区域の足開口部のほうを向く股上側の領域には、両方の横継目領域を起点として失禁用品の縦中心軸に向かう方向に延び、その際に相互間隔を増しながら円弧状に広がって延びる(すなわち腰部から遠い)第2の弾性化手段が設けられている。] 背景技術 [0002] このような種類の3つのコンポーネントからなる失禁用品は、たとえば、公開されていない出願人のドイツ特許出願第102007055524.7号明細書に記載されている。] [0003] この特別な製品コンセプトでは、縦方向に延びる股上区域が、実質的に横方向または腰回り方向に延びる腹部区域および同様に延びる背中区域と接合された後に、これら3つのコンポーネントが平坦に展開された状態のとき、失禁用品のH字型の基本構造を具体化することができる。この失禁用品は、股上区域、腹部区域、および背中区域のコンポーネントからモジュール形式で構成されている。これらのコンポーネントはまず股上区域を介して相互に結合されるのが好ましく、次いで、両側の横継目領域で腹部区域が背中区域と結合されるのが有利である。これは製造者側での結合であり、それによってパンツ形状が得られる。このような結合は、典型的な場合、取り外し不能である。あるいはパンツ形状は、たとえば使用済みの失禁用品を要介護者から取り外すために、特に、特に横継目領域に延びることができる予定破断線に沿って分離可能であってもよい。] [0004] パンツ型の失禁用品が、開放可能かつ閉止可能な通常のおむつ形態の失禁用品と区別されるのは、基本的に、腰回り部が設けられるのが通常であり、複数の基本サイズを前提としたうえで、用品の弾性的な伸張性によって、さまざまに異なる身体サイズに合わせた適合化が実現されることによってである。そのために通常、しばしばライクラファイバとも呼ばれる、特にテープまたはファイバの形態の弾性化手段が、事前に伸長された状態で失禁用品のシャシー材料と結合され(ストレッチボンド法)、すなわち、事前に伸長された状態でたとえば接着剤によってシャシー材料に固定される。このような弾性化手段は、初期応力をかけられている結果としてシャシー材料を収縮させ、その際にひだを形成する。そうすれば、失禁用品がパンツのように利用者に装着されたときに、失禁用品ないし失禁用品の弾性化されたシャシー材料を、再び弾性的に伸長させることができる。このような種類の弾性化されたシャシー材料を備えるパンツ型の失禁用品はいくつか知られており、たとえば国際公開公報第2004/052260A1号でも取り扱われている。] [0005] 失禁用品の股上区域と腹部区域と背中区域がいずれも足開口部を区切っていることにより、足開口部に最善の輪郭をとることは製造工学上難しいことが判明しており、現代の失禁用品の製造で普通であるように、特に数百m/minのオーダーの高い機械速度で作業が行われる場合には特にそうである。] 発明が解決しようとする課題 [0006] 本発明の課題は、特に上に述べたような足開口部の輪郭という側面を考慮に入れた、冒頭に述べた構成要件を備えるパンツ型の失禁用品を製造する、経済的な仕方で実施可能な連続式の方法を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0007] この課題は、本発明によると、次の方法ステップを備える方法によって解決される: −第1の輪郭断裁によって形成される脚切抜部を有する、吸収体を有する股上区域を供給し、 −失禁用品の後の腹部区域ないし後の背中区域を形成する2つの不織布ベースの部分ウェブを供給し、 −第2の弾性化手段を両方の部分ウェブの上に供給して載置し、これに固定し、 −股上区域を両方の部分ウェブと統合して、股上区域が縦方向で機械方向に対して横向きに一方の部分ウェブおよび他方の部分ウェブと重なり合うとともに、股上区域が機械方向で相互に間隔をおいて配置されるようにし、股上区域と各部分ウェブを重なり合い領域で固定し、機械方向へさらに搬送し、 −第1の弾性化手段を機械方向で各部分ウェブに供給して載置して固定し、 −実質的に円弧状の足切抜部を形成するために、各部分ウェブを互いに向き合う縁部区域のところで対象とする第2の輪郭断裁を実行し、 −機械方向に延びる折線を中心として折り畳み、それにより、一方の部分ウェブが他方の部分ウェブの上に載るようにし、 −製造されるべき失禁用品の横継目領域を構成するために、相上下して位置している各部分ウェブを機械方向に対して横向きに相互間隔をおきながら接合し、腹部区域、背中区域、およびこれらの間に配置された股上区域を有する製品を得て、 −機械方向に対して横向きに分離断裁を実行して、切り離されて完成した失禁用品を得る。] [0008] 足切抜部の構成が2段階で具体化されることにより、すなわち、衛生用品の股上区域で実行される第1の輪郭断裁と、失禁用品の腹部区域ないし背中区域を形成する両方の部分ウェブで実行される第2の輪郭断裁とで具体化されることにより、形状の付与を最適化することができる。このようにして、それぞれ個々の輪郭断裁も短くなる。さらに、個々の断裁を機械方向に合わせてより良く適合化することが可能である。さらに、輪郭断裁のための断裁装置を、断裁されるべき材料に関して最適化できるようにすることが可能であり、たとえば、異なる材料について異なる断裁カッターを使用することができる。] [0009] 本発明による方法の好ましい実施形態では、第2の弾性化手段が各部分ウェブの上に供給されて載置され、これに固定されてから、第2の弾性化手段を覆う不織布被覆層が各々の部分ウェブの上に供給されて載置され、2つの部分ウェブは機械方向で相互間隔をおきながら互いに平行にさらに搬送される。] [0010] 本発明による方法のさらに好ましい実施形態では、第1の弾性化手段が機械方向で各部分ウェブに供給されて載置されて固定されてから、第1の弾性化手段を覆う不織布被覆層が各々の部分ウェブに載置され、2つの部分ウェブは機械方向で相互間隔をおきながら互いに平行にさらに搬送される。] [0011] 供給されるべき失禁用品の股上区域は、特にロールからエンドレスに供給され、股上区域に足切抜部を形成するための第1の輪郭断裁をすでに有するように、事前に構成されていることも原則として考えられる。しかしながら本発明による方法の別の実施形態では、供給されるべき股上区域が特に均一の幅を有しており、足切抜部を形成するための第1の輪郭断裁は、連続式の方法の枠内において股上区域で実行されると有利であることが判明している。] [0012] 別の方法態様では、エンドレス(連続状)のトップシート材料ウェブ、エンドレス(連続状)のバックシート材料ウェブ、および吸収体が機械方向で供給され、吸収体が互いに間隔をおきながらトップシート材料ウェブとバックシート材料ウェブの間へ配置され、そのようにして形成された複合体がそれ自体で固定されることによって、股上区域が連続式の方法の枠内ではじめて形成されると有利であることが判明している。次いで、失禁用品の後の股上区域の足切抜部を形成するために、こうして形成された複合体で第1の輪郭断裁が実行される。] [0013] さらに、股上区域のそれぞれの被覆材料の間に、すなわちトップシート材料ウェブとバックシート材料ウェブの間に、足弾性化手段が供給されるのが有利である。] [0014] さらに足弾性化手段は、吸収体に対して変化する間隔をおいて延び、縦端部のところでは中央部よりも吸収体に対して大きい間隔を有するように供給されるのが有利である。さらに、足弾性化手段は円弧状に供給されるのが有利である。] [0015] 足弾性化手段は、足弾性化手段が後の股上区域の円弧状の足切抜部に実質的に追随するように供給されるのが特別に有利である。] [0016] 本方法の好ましい実施形態では、第1の輪郭断裁は、失禁用品の後の股上区域の実質的に円弧状の足切抜部が形成されるように実行される。] [0017] 特別に好ましい実施形態では、第1の輪郭断裁は1組の断裁ローラによって実行され、すなわちアンビルローラを備える回転式カッターによって実行される。] [0018] 本発明は、特に、股上区域が足開口部に付属する足弾性化手段を有している失禁用品を製造する場合に特別に有利であることが判明している。すなわちそのような場合、それぞれの股上区域に足弾性化手段が設けられてから切り離されるとき、足弾性化手段はそれぞれの股上区域の材料に高い引張力を及ぼして、股上区域を収縮させようとする。このことは製造工学的にコントロールするのが困難であり、また、切り離された股上区域に足開口部の輪郭を設けるのがいっそう困難になる。しかし本発明では、股上区域で区切られる足開口部の部分がすでに第1の輪郭断裁の実行の過程で製作されており、すなわち、股上区域がまだ切り離されていない時点で、つまりまだエンドレス(連続的)に搬送されている時点で製作されている。このようなエンドレスの搬送のときには、足弾性化手段によって引き起こされる、上に説明した力をより良くコントロールすることができるので、その結果、足開口部を輪郭づけするときの精度に関するより良い結果を、少ない技術的コストで実現することが可能である。] [0019] 原則として、トップシート材料ウェブ、バックシート材料ウェブ、および吸収体の各コンポーネントは、股上区域ないし衛生用品の後の縦方向に搬送されることが考えられる。横方向への搬送も同様に考えられる。前者の場合には、エンドレスの(連続する)製造方法の過程で90°方向転換が必要となる。それ以後の製作は失禁用品の横方向で行われるのが好ましいからである。いずれの場合でも、股上区域は機械方向に対して横向きに分断されなくてはならず、すなわち切り離されなくてはならず、次いで、エンドレスの各部分ウェブと結合するために、相互間隔をおきながらさらに搬送される。] [0020] バックシート材料ウェブは、液体不透過性のフィルムウェブの形態で供給することができ、このフィルムウェブに連続式の方法の前または途中で不織布被覆が施され、このことは、身体と反対を向いている失禁用品の外側の繊維のような印象を惹起することができる。部分領域でのバックシート材料ウェブの補強被覆の取付も、有利であることが判明している。補強被覆は、特に、10−20g/m2、特に12−17g/m2の単位面積あたり重量を有する不織布材料、特にポリプロピレンからなるスパンボンド不織布でできているのが好ましい。] [0021] バックシート材料ウェブは、特に18−40g/m2の単位面積あたり重量のフィルムを特に含んでいる。] [0022] バックシート材料ウェブは、使用時に液密であるにもかかわらず通気性のある、すなわち水蒸気透過性である、特にマイクロポアをもつフィルムを含んでいる。バックシート材料ウェブの水蒸気透過性は、DIN53122−1(発行:2001年8月)に基づいて測定したとき、特に少なくとも300g/m2/24h、さらには特に少なくとも1000g/m2/24h、さらには特に少なくとも2000g/m2/24h、さらには特に少なくとも3000g/m2/24h、さらには特に少なくとも4000g/m2/24h、さらには特に多くとも6000g/m2/24hである。] [0023] 吸収体は体液を吸収する材料を含んでおり、たとえば天然糸または合成糸、特に、好ましくはセルロースフラッフの形態のセルロースファイバを含んでいる。さらに吸収体は、特に表面架橋されて部分中和されたポリアクリレートをベースとする超吸収性材料(SAP)を含むのが好ましい。] [0024] 足弾性化手段としてはファイバ状またはテープ状の弾性化手段、たとえばゴムまたはポリエーテルポリウレタンまたはポリエステルポリウレタンなどのファイバ、好ましくはLycra(登録商標)ファイバやSpandex(登録商標)ファイバのような弾性糸が用いられるのが好ましい。足弾性化手段は300−1500dtexの番手、特に500−1200dtexの番手、さらには特に500−900dtexの番手を有しているのが好ましい。] [0025] 足弾性化手段は、1.5−6.0の初期応力、特に2.5−4.5の初期応力のもとで、股上区域の包囲材料に固定されるのが好ましい。] [0026] 失禁用品の後の腹部区域および後の背中区域を形成する両方の部分ウェブを供給するために、たとえば、各々の部分ウェブが独自のロールから繰り出されて製造方法に供給されることが考えられる。あるいは好ましい方法態様では、まずエンドレスの不織布ウェブを供給することができ、次いでこの不織布ウェブが、2つの部分ウェブを形成するために、機械方向に沿って分割される。このようにして、機械にはただ1つのロールを装備するだけでよい。] [0027] 後の腹部区域および/または後の背中区域の不織布ベースの部分ウェブは、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SM不織布、SMS不織布、SMMS不織布、カード不織布またはスルーエアボンデッドカード不織布の群から選択されるのが好ましい。後の腹部区域および/または後の背中区域の部分ウェブについては、スパンボンド不織布を用いるのが特別に好ましい。後の腹部区域および/または後の背中区域の部分ウェブについては、10−30g/m2、さらに好ましくは15−25g/m2の有利な単位面積あたり重量を有する不織布材料を用いるのが特別に好ましい。後の腹部区域および後の背中区域の部分ウェブとして、特に15−25g/m2の単位面積あたり重量を有するポリプロピレンからなるスパンボンド不織布が用いられるのが特別に好ましい。] [0028] 第1および/または第2の弾性化手段は、機械方向で部分ウェブへエンドレスに供給されるのが好ましい。第1および第2の弾性化手段は機械方向で部分ウェブへエンドレスに供給されるのが特別に好ましい。] [0029] 腰回り方向に延びる前述した第1の弾性化手段は、4から10mm、特に4から8mm、特に4から6mmの相互間隔で挿入されるのが好ましい。] [0030] 失禁用品の縦中心軸に向かう方向で円弧状に広がる第2の弾性化手段は、3mmから35mmの間の変化する相互間隔(直接相並んで位置する弾性化手段の間隔)で相応に挿入される。弾性化手段を挿入するために、振動するように駆動可能な弾性化手段の案内機構が使用されるのが好ましい。] [0031] 第2の弾性化手段は、第2の弾性化手段の最小の相互間隔(すなわち直接相並んで位置する第2の弾性化手段の間隔)が後の横継目領域で3から8mm、特に3から7mm、さらには特に3から6mmであるように挿入されるのが好ましい。] [0032] さらに第2の弾性化手段は、第2の弾性化手段の最大の相互間隔(すなわち直接相並んで位置する弾性化手段の間隔)が後の吸収体縁部または後の股上区域の縦縁部のところで7から35mm、特に10から32mm、さらには特に12から30mmであるように挿入されるのが好ましい。] [0033] 後の背中区域における第2の弾性化手段の間隔は、後の腹部区域における第2の弾性化手段の間隔と相違しているのが好ましい。後の背中区域における第2の弾性化手段の最大の相互間隔は、後の腹部区域における第2の弾性化手段の最大の間隔よりも広いのが好ましい。] [0034] さらに、第2の弾性化手段が50から900%、特に100から700%、さらには特に150から550%の広がり度F F=(A−B)/B*100% を有していると有利であることが判明している。] [0035] このとき広がり度Fは、最小間隔(B)に対する間隔増加(A−B)の比率として百分率で定義される。ここでの大きさAおよびBは、後の失禁用品の縦方向で見てもっとも外側にある第2の弾性化手段と、縦方向で見てもっとも内側にある第2の弾性化手段との間隔として定義され(つまり、直接相並んで位置する第2の弾性化手段の間隔ではない)、Aは、特に後の股上区域の縦縁部または後の吸収体縁部における最大間隔として定義され、Bは、特に後の横継目領域における最小間隔として定義される。] [0036] 第2の弾性化手段の広がり度Fが、後の背中区域では後の腹部区域よりも大きいと有利であることも見出されている。] [0037] 第2の弾性化手段が吸収体との重なり合い領域で、その弾性特性に関して無効化されていると有利である場合があることが判明している。このような無効化は、たとえば吸収体と重なり合う領域で、第2の弾性化手段を通過する複数の分離切断部によって具体化することができる。あるいは、たとえば超音波溶接やレーザ溶接のようなその他の分離方法も考えられる。第1の弾性化手段も、吸収体と重なり合う領域で、その弾性特性に関して無効化することができる。] [0038] 第2の弾性化手段の形状、および各部分ウェブにおける第2の輪郭断裁の実行は、第2の輪郭断裁が、縦方向でそれぞれもっとも内側にある股上のほうを向く第2の弾性化手段に沿って、かつこれに対して間隔(D)をおいて行われるようになっているのが有利である。この間隔(D)は2から40mm、特に3から30mm、さらには特に4から20mmであるのが有利である。] [0039] 第1および/または第2の弾性化手段28、40、42は、1.5−6.0の初期応力、特に2.5−5.0の初期応力のもとで、部分ウェブに固定されるのが有利である。このとき初期応力は、弾性化手段の未伸張状態/弛緩状態に対する伸長度の係数として定義される。] [0040] 第1および/または第2の弾性化手段としてはファイバ状またはテープ状の弾性化手段、たとえばゴムまたはポリエーテルポリウレタンまたはポリエステルポリウレタンなどのファイバ、好ましくはLycra(登録商標)ファイバやSpandex(登録商標)ファイバのような弾性糸が用いられるのが好ましい。第1および/または第2の弾性化手段は300−1500dtexの番手、特に500−900dtexの番手、さらには特に500−600dtexの番手を有しているのが好ましい。] [0041] 部分ウェブの上での第1および/または第2の弾性化手段の固定は、接着剤によって行われるのが好ましい。第1および/または第2の弾性化手段を固定するための接着剤は、部分ウェブおよび/または不織布被覆層へ直接塗布されるか、または、弾性化手段へ直接塗布されるのが好ましい(糸の糊づけ)。第1の弾性化手段は接着剤が直接施され、特に噴霧されるのが好ましく、第2の弾性化手段は、部分ウェブおよび/または不織布被覆層へ事前に面状に塗布された接着剤に浸けられる。] [0042] 本発明による方法の好ましい実施形態では、第2の輪郭断裁は部分ウェブだけを対象としており、股上区域は対象としていない。したがって、足開口部に沿って、股上区域から腹部区域ないし背中区域への移行部で不連続的な形状を形成することが可能である。] [0043] 本発明による方法の別の好ましい実施形態では、部分ウェブにおける第2の輪郭断裁の実行は、後の腹部区域の部分ウェブの円弧状の足切抜部が、後の背中区域の部分ウェブの円弧状の足切抜部とは異なる形状を有するように、特に異なる角度または半径を有するようになっている。] [0044] 好ましい実施形態では、実質的に円弧状の足切抜部を形成するための第2の輪郭断裁は、後の腹部区域の部分ウェブと後の背中区域の部分ウェブとで第2の輪郭断裁が同時に実行されるように行われる。] [0045] 特別に好ましい実施形態では、第2の輪郭断裁は1組の断裁ローラによって行われ、すなわちアンビルローラを備える回転式カッターによって行われる。] [0046] さらに、製造されるべき失禁用品の横継目領域を形成するための相上下して位置する部分ウェブの接合と、分離断裁の実行とは同一の方法ステップで行われると有利であることが判明している。] [0047] 本発明の上記以外の構成要件、具体的事項、および利点は、添付の特許請求の範囲、図面の表示、パンツ型の失禁用品および本発明の製造方法についての以下の説明から明らかとなる。] 図面の簡単な説明 [0048] 本発明による失禁用品を示す平面図であり、腹部区域、背中区域、およびこれら両方をつなぐ失禁用品の股上区域はまだパンツ形状を形成するために結合されておらず、平坦に置いて展開された状態で図示されている。 図1の失禁用品を示す部分図である。 図1の失禁用品の股上区域を、同じく平坦に置いて展開された状態で示す平面図である。 図3のIV−IV切断面を含む股上区域の横中心軸に沿った断面図(模式的)である。 バリア手段が展開されて起立している、図3のV−V切断面を含んでいる図4に対応する股上区域の断面図(模式的)である。 利用者に当てつけられた図1の失禁用品を示す斜視図(模式的)である。 股上区域と腹部区域ないし背中区域の結合部を図解するために失禁用品を示す図1に対応する平面図である。 失禁用品の腹部区域ないし背中区域における復帰力の計測を一例として示す図である。 失禁用品の腹部区域ないし背中区域における復帰力の計測を一例として示す図である。 股上区域を製作する本発明の方法を示す模式図である。 股上区域への部分ウェブの供給と接合、および第2の輪郭断裁の実行を示す模式図である。 パンツ形状への折り畳み、および横継目領域の形成、およびこれに続く衛生用品の切り離しを示す模式図である。 衛生用品の股上区域を製作するときの、バックシート材料の部分領域での被覆を示す模式図である。] 図1 図3 図4 実施例 [0049] 各図面は、固体および液体の身体排泄物を受容するための、全体として参照符号2が付されたパンツ型の失禁用品を示している。失禁用品2は、ほぼ互いに独立して製作可能な3つのコンポーネントで構成されており、すなわち、前側の腹部区域4と、後側の背中区域6と、これらの間に配置され、吸収体7を有している股上区域8とで構成されており、股上区域8は、一方の腹部区域4および他方の背中区域6の主要な面積割合と重なり合っており、重なり合い領域で製造者の側により取外し不能に結合されている。図1を見ると明らかなように、このことは縦方向9を有する失禁用品のH字型の基本構造につながる。そして、図1に示す相互に接合された各構成要素が、図6に模式的に示すパンツ形態を形成するために、腹部区域4および背中区域6のそれぞれ側方の縦縁部区域10、12のところで、同じく製造者の側により相互に結合され、それによって両側に横継目領域14(図6)が形成される。このように製造者側で製作された失禁用品のパンツ型の状態のとき、腹部区域4と背中区域6は横方向または腰回り方向16で連続して横継目領域14まで延びており、そのようにして、腰回り方向で閉じた腰開口部18および足開口部19を定義し、利用者はこれらの開口部を通してパンツのように失禁用品を装着する。] 図1 図6 [0050] 腹部区域4は、腰側の領域20と、足開口部のほうを向く股上側の領域22とに下位区分することができる。これに対応する下位区分は背中区域6でも意図されており、同じく腰側の領域24と、足開口部のほうを向く股上側の領域26とに下位区分される。] [0051] 腹部区域4の腰側の領域20、および背中区域6の腰側の領域24には、第1の弾性化手段28が設けられており、これらは特にLycra(登録商標)ファイバのようなファイバ状の弾性化手段であってよく、事前に伸張された状態で、いわゆるストレッチボンド法で、腹部区域4および背中区域6の平坦材料(シャシー材料)と結合されている。この第1の弾性化手段28は、横方向または腰回り方向16で、一方の横継目領域14から他方の横継目領域まで延びている。] [0052] 腹部区域4ないし背中区域6の足開口部19のほうを向く股上側の区域22ないし26は、横方向または腰回り方向16とは異なる、股上区域8の横中心軸30に向かう方向で終わる縁部輪郭32ないし34を有している。これらの縁部輪郭32、34は図1の図面でも円弧状であり、したがって足開口部19を区切るのに適している。足開口部のほうを向く股上側の領域22ないし26のこのような形状により、股上区域8と腹部区域4ないし背中区域6との間で比較的広い重なり合い領域36、38が具体化され、このような重なり合い領域は、股上区域8と腹部区域4ないし背中区域6との引裂きに強い結合という観点から重要である。重なり合い領域36、38が広くなるほど、単位面積あたりの少ない接着剤量を使用することができ、このことは、シャシー材料の剛性の観点から有利に作用する。特に、各コンポーネントを結合するために、全面的ではない接着剤塗布を採用することができる。] 図1 [0053] 腹部区域4ないし背中区域6の足開口部19のほうを向くそれぞれ股上側の領域22、26は、同じく弾性化されて構成されている。そこには第2の弾性化手段40ないし42が設けられている。第2の弾性化手段40、42は、それぞれ横継目領域14を起点として、失禁用品の縦中心軸44に向かう方向に延びている。図1および図2を見るとわかるように、第2の弾性化手段40、42は縦中心軸44に向かう方向で広がっている。このことは、それぞれの弾性化手段の間の間隔が、縦中心軸44に向かう方向で大きくなることを意味している。このような第2の弾性化手段40ないし42の広がりについて、図2を参照しながら量的な面も含めて詳しく説明する。一例として図2に示す背中区域6の第2の弾性化手段42は、横継目領域14では3から8mmの最小の相互間隔(直接的に相並んで位置する弾性化手段の間隔)を有しており、吸収体縁部46のところでは、または股上区域8の縦縁部48のところでは、7から35mmの最大の相互間隔(直接的に相並んで位置する弾性化手段の間隔)を有している。図2を参照すると、広がり度Fを次のように定義することができる: F=(A−B)/B*100%] 図1 図2 [0054] この広がり度は有利には50から900%の間であり、特に100から700%の間であり、さらには特に150から550%の間であってよい。広がり度は背中区域6において、腹部区域4よりも大きいのが有利である。このとき大きさAおよびBは、縦方向9で見てもっとも外側にある第2の弾性化手段40、42と、縦方向9で見てもっとも内側にある第2の弾性化手段40、42との間隔として定義され(つまり、直接相並んで位置する第2の弾性化手段の間隔ではない)、Aは、特に股上区域8の縦縁部48における最大間隔として定義され、Bは、特に横継目領域14における最小間隔として定義される。] [0055] 第2の弾性化手段40、42における広がり度が十分に大きく選択されていれば、そのようにして、足開口部19のほうを向く股上側の領域22ないし26の内部で、股上区域8に向かう方向56で低下していく復帰力を具体化することができ、その理由は、腰回り方向または横方向16とは異なる第2の弾性化手段40、42の円弧状の形状の結果、そのような第2の弾性化手段40、42の比較的長い経路の結果としての初期応力の大きすぎる増大が生じないように配慮されるからである。さらに、該当する股上側の領域22ないし26の、横継目領域14の近くに位置している領域50と、股上区域8の近くに位置している領域52とに着目してみると、領域52が面状に伸張したとき(弾性化手段42の方向の伸張)に生じる復帰力は、領域50が伸張したときに生じる復帰力よりも小さい。さらにこのことは、たとえば前述したケースにおいて第2の弾性化手段40、42によって及ぼされる小さい弾性力の結果として、腹部区域4および背中区域6のシャシー材料がさほど強く引っ張られないことにつながるという利点があり、それにより、それぞれの横継目領域14を起点として股上区域8へ向かう方向で、折り目/ひだ54の数も少なくなる。腹部区域4および背中区域6の足開口部のほうを向く股上側の領域22ないし26で腹部区域が面状に伸張したときに生じる復帰力が、矢印56の方向で、すなわち一般的には横継目領域14から股上区域8に向かう方向で、低下していくことによって、装着快適性のいっそう大幅な改善が実現される。そのような領域でこそ(本発明により確認されたように)弾性的に伸張可能な材料が特別に問題となるからであり、こうした材料は、人間の身体形状の特徴に即して、これらの領域で特別に引張と伸張の負荷をうけるからである。本発明に基づいて設けられるこの復帰力の低減により、つまり、矢印56の方向すなわち股上区域8に次第に近づいていく方向で低下していく復帰力により以前には実現されていなかった自由度が創出され、これにより冒頭に述べた問題がより良く克服される。] [0056] 冒頭で説明したとおり、復帰力は失禁用品のシャシーで直接計測することができる。そのために、腹部区域4または背中区域6の該当する領域が、定義された等しいクランプジョー幅(b)をもつ2つのクランプジョー102、104(図8参照)の間に挟み込まれ、そして、測定されるべき領域を定義されたとおりに使用状態をシミュレートするように伸張をさせて、特に初期長さ(応力をかけていない状態のクランプジョー間隔)を30%または50%または80%だけ伸張させて、復帰力が判定される。このときクランプジョー102、104は、それぞれ互いに離れるように動く。クランプジョー102、104は、測定されるべき領域のできるだけ多くの、ただし少なくとも2つの、相並んで配置された弾性化手段40、42ないし28を固定するのがよく、また、弾性化手段の延びる方向に対して実質的に直角に向いているのがよく、それにより、各クランプジョー102、104の間での伸張が、すなわちクランプジョー102、104の離れていく運動が、実質的に弾性化手段の延びる方向に行われることになる。その様子は図8と図9に示されている。図8は、足開口部のほうを向く股上側の領域22、26における復帰力を、腰側の領域20、24における復帰力と比較するための、クランプジョー102、104の配置を原理的に示している。図9は、股上区域8に近い領域における復帰力を、横継目領域14に近い領域における復帰力と比較するための、クランプジョー102、104の配置を原理的に示している。] 図8 図9 [0057] 失禁用品2の図示した好ましい実施形態では、股上のほうを向くもっとも内側にある腹部区域4の第2の弾性化手段40と、これに対応して股上のほうを向くもっとも内側にある背中区域6の第2の弾性化手段42との間隔Cは、失禁用品の断裁サイズに応じて250から420mmの間である。第2の弾性化手段40、42は、実質的に、腹部区域4および背中区域6の股上のほうを向く横縁部58、60まで延びている。縦方向(9)における腹部区域4と背中区域6の相互間隔は、250−400mmである。] [0058] 股上のほうを向くもっとも内側にある第2の弾性化手段40、42と、腹部区域4および背中区域6の足開口部のほうを向く股上側の領域22、26の、足開口部を区切っている縁部輪郭32、34との間隔は、好ましくは2−40mm、さらに好ましくは3−30mm、特に好ましくは4−15mmである。] [0059] 横継目領域14における腹部区域4および背中区域6の縦方向9の長さは、100から220mmの間であるのが有利である。横方向16における股上区域8の最大長さは、200から350mmであるのが有利である。] [0060] 股上区域8は、特に通気性があるが液密であるフィルム材料で形成されていてよい液体不透過性のバックシート材料62と、好ましくは不織布をベースとするトップシート材料64とを含んでいる。バックシート材料とトップシート材料の間には、図4、図5から明らかなように、吸収体7が配置されている。一例として図示している事例では、バックシート材料62は、横方向16で吸収体7から突き出すオーバーハング66を形成している。トップシート64は横方向で比較的少ししか吸収体7から突き出していないが、吸収体7の両側には、縦方向9に延びて屹立するバリア手段68がそれぞれ設けられており、このバリア手段は典型的には屹立するカフ部材またはカフス部材と呼ばれ、好ましくは疎水性の、特に液体不透過性の不織布材料で形成されており、この不織布材料が、横方向16で好ましくは股上区域8の側方の縦縁部48まで延びている。バリア手段68の遠位端70はさらに別の弾性化手段72を備えており、この弾性化手段は、失禁用品の使用時にバリア手段68を利用者の皮膚表面に向かって持ち上げ、その様子は図5に模式的に示されている。側方のバリア手段68はそれぞれの縦方向端部領域74のところで、模式的に図示している固定部76、78を介してトップシート64の上に、ないしはそれ自体の上に、C字型に折り畳まれた構成で固着されている。この場合、図4でそれぞれ内側に位置している固定部78はバリア手段68をそれ自体の上に固着するのが有利であり、すなわち横方向16で見て、縦方向9に連続して延びるカフ基底線80を形成する外側の固定部76の内部で固着するのが有利であり、かつ望ましい。それに対して内側の固定部78は、バリア手段68の縦方向端部領域74にのみ設けられている。] 図4 図5 [0061] このとき、吸収体7に対するバックシート材料62および/またはトップシート材料64の前述したオーバーハング66は、吸収体の両側の合計すなわち左と右の合計で、股上区域8の最大幅に対して少なくとも25%であると特別に有利であることが判明している。すなわち、このようにして横方向16で、足開口部19に沿って延びる足弾性化手段82を配置するためのスペースができる。すなわち足弾性化手段82は、材料稠密であるためにどちらかというと曲げ剛性が高い吸収体7に対して、ある程度の間隔をおいて延びていると有利であることが判明しており、それにより一方では、吸収体の吸収挙動にマイナスの影響を及ぼす恐れがある、追加の伸張力またはねじり力を吸収体に及ぼすことがなく、また他方では、吸収体による影響をほぼ受けない液密な足密閉を具体化する。説明している事例では、この足弾性化手段82は縦方向9で、腹部区域4ないし背中区域6の第2の弾性化手段40および42よりも手前で、特に少なくとも10mm、好ましくは少なくとも20mmの明らかな間隔をおいて終わっているのが特別に有利であることが判明している。これらの足弾性化手段82は縦方向9で、腹部区域4および背中区域6よりも手前で終わっているのが好ましい。このことは、そのような場合に足弾性化手段82が腹部区域4および背中区域6の応力挙動にさほど影響を与えず、もしくはまったく影響を与えないという理由から好都合かつ重要である。すなわち、本発明で達成されるべきである装着快適性の改善という目的の観点からすると、他ならぬ腹部区域4および背中区域6の足開口部19のほうを向く股上側の領域22および26こそが、そこで通常高い初期応力および相応の高い復帰力を有するように構成される足弾性化手段82が追加的に延びていると、不都合であることが見出されたのである。] [0062] 図1から明らかなように、股上区域8では横方向で比較的大きいオーバーハング66が吸収体7に対して具体化されており、それは特に、腹部区域4ないし背中区域6のほうを向く股上区域8の領域においてである。それにより、すでに指摘したとおり、股上区域8と腹部区域4および背中区域6との比較的広い重なり合い領域36、38が実現される。1つの好ましい実施態様では、股上区域8と腹部区域4との重なり合い領域36は、腹部区域4の面積の少なくとも12%を有しており、股上区域8と背中区域6との重なり合い領域38は、背中区域6の面積の少なくとも20%を有している。このことが有利であると判明している理由は、そのような場合、たとえ全面的な接着剤塗布が適用されなくても、腹部区域4ないし背中区域6における股上区域8の確実な固定を実現できるからである。そのような場合、区域的または格子状の接着剤塗布が結合のために適用されるだけで足りるという利点がある。このことが有利である理由は、このような場合、相互に接合される材料の剛性が高くなりすぎないからである。] 図1 [0063] 図1に対応する図7を参照して、本発明による失禁用品のさらに有利な詳細について説明する。本発明による失禁表品を製造するための3コンポーネント構想を追求することで、股上区域8と腹部区域4との間のオーバーハング90、ならびに股上区域8と背中区域6との間のオーバーハング92が生じ、これらのオーバーハングでは、通常、足開口部19を区切っているシャシー材料の縁部の不連続の形状すなわちコーナーや曲がり角や屈曲部を備える形状が生じる。このことは、オーバーハング90、92の領域でシャシー材料の引き裂きにつながりかねない力のピークが生成され、このことが腹部区域4ないし背中区域6への股上区域8の接合に悪影響を及ぼしかねないという危険をもたらす。これに対処するために、それぞれのオーバーハング90および92には、股上区域8の液体不透過性のバックシート材料62の補強被覆94、96が設けられている。この補強被覆94、96は、図7の破線でそれぞれ示した領域にだけ設ければ十分であることが判明している。補強被覆94、96は、一例としての図示した好ましい事例では、縦方向9で約10から20mmだけ、特に約15mmだけ、腹部区域4および背中区域6と重なり合っている。補強被覆は、縦方向9でそれぞれ股上区域の縦方向端部98、100よりも手前で終わっており、すなわち、腹部側の縦方向端部98より少なくとも30mm手前、背中側の縦方向端部100より少なくとも90mm手前で終わっている。このことが有利であると判明している理由は、そのような場合、有益でないどころかむしろ望ましくなく不都合な領域で補強被覆94、96が不必要にシャシー材料の剛性化に寄与することがないからである。さらに、そのようにして材料費を節減することができる。ただし、補強被覆94、96をオーバーハング90ないし92以外にも設けるという選択肢が否定されるわけではない。] 図1 図7 [0064] 補強被覆94、96は、単位面積あたり重量が10−20g/m2、特に12−17g/m2である、ポリプロピレンからなるスパンボンド不織布でできているのが好ましい。] [0065] 本発明による方法: 図10から図13は本発明による製造方法を示している。図10は、股上区域8の製作を示している。そのために、高速で回転する製造機械にエンドレス(連続状)のバックシート材料ウェブ62が供給されるとともに、エンドレス(連続状)のトップシート材料ウェブ64および連続して吸収体7が供給され、ならびに、後の足開口部に付属する足弾性化手段82が供給される(概略的にのみ図示)。吸収体7は互いに間隔をおきながら、トップシート材料ウェブ64とバックシート材料ウェブ62の間に配置され、そのようにして形成された複合体が適当な接合手段によって、特に接着剤によって、固定される。足弾性化手段82もトップシート材料ウェブ64とバックシート材料ウェブ62の間に供給されて固定される。そのために第1の組のローラ110が用いられるとともに、図示しない仕方で接着剤が用いられる。念のために付言しておくと、股上区域8は、側方に張り出す、好ましくは弾性化されたカフを横漏れ防止材として追加的に含んでいる。このようなカフは、本例では、トップシート材料ウェブ64の身体のほうを向く側にすでに設けられているが、図面には示していない。あるいはカフは、図10に示す製造フローの任意の個所で、またはその後の個所で、取り付けることもできるであろう。] 図10 図13 [0066] 上述した説明に搬送方向で引き続いて、1組の断裁ローラ113を用いて第1の輪郭断裁112が複合体で実行される。輪郭断裁112の過程で、股上区域8を形成するバックシート材料ウェブ62およびトップシート材料ウェブ64からなる複合体から円弧状のセグメント114が切り取られ、そのようにして、足切抜部116を股上区域8に形成する。次いで、複合体は後続の断裁ステーション118へ搬送され、そこで搬送方向に対して横向きに、製造されるべき失禁用品の股上区域8をそれぞれ切り離すための分離断裁が行われる。同じく図10に、吸収体7と足切抜部116とを備える股上区域8の外観図が示されている。] 図10 [0067] 股上区域8はそれぞれ切り離されてから、以後の搬送の過程で90°だけ回転し、次いで、失禁用品2の後の縦中心軸44に対して横向きに機械方向120へさらに搬送される(図11)。同じく図11から明らかなように、失禁用品の後の腹部区域4および背中区域6を製作するために、不織布ベースの部分ウェブ122、124が供給される。これらの部分ウェブ122、124は、単一のウェブを最初の状態として、縦方向の分割により形成されていてよい。これらの部分ウェブ122、124に、冒頭に述べた第2の弾性化手段40および42が載せられ、そのために第2の弾性化手段は、同じくエンドレス(連続的)に搬送方向で部分ウェブ122、124へ供給される。第2の弾性化手段40、42を部分ウェブ122、124の上で固定するために、糊づけステーション130であらかじめ接着剤が塗布された不織布被覆層126、128がそれぞれ載せられ、それにより、第2の弾性化手段40、42は部分ウェブ122、124と不織布被覆層126、128との間に挟まれて積層される。図11では模式的な図面であるために明らかではないが、第2の弾性化手段40、42は変化する相互間隔で供給されており、このことは、二重矢印132で図示されている振動する案内装置によって具体化される。このようにして、各々の弾性化手段40、42について案内装置を適宜制御することで、股上区域8に向かう方向で円弧状に広がっていく第2の弾性化手段40、42の形状が形成される。] 図11 [0068] 次いで部分ウェブ122、124は、上述した複合体としてさらに搬送されていき、股上区域8と統合され、股上区域が縦方向9で機械方向120に対して横向きに一方の端部で一方の部分ウェブ122と重なり合うとともに、他方の端部で他方の部分ウェブ124と重なり合うようにされる。股上区域8は、統合後に機械方向120で相互に間隔をおいて配置されるように供給される。股上区域8と部分ウェブ122、124は図11に見られる構成で相互に固定されて、機械方向120へさらに搬送される。] 図11 [0069] 次いで、横方向または腰回り方向16に延びる第1の弾性化手段28が機械方向120でエンドレス(連続的)に供給されて、部分ウェブ122、124の上に固定される。同じく不織布ウェブ134、136が供給される。ただし、不織布ウェブ134、136は直接接着剤を施されるのではなく、接着剤は第1の弾性化手段28に塗布され、そして第1の弾性化手段28が部分ウェブ122、124に載せられて、不織布ウェブ134、136により覆われ、それによって挟み込まれて積層される。] [0070] あるいは場合によっては、弾性化手段28および40、42すべてに個々に接着剤を施し、すなわち糸に糊づけすることも考えられよう。] [0071] 場合によっては、弾性化手段28および40、42への接着剤塗布の形式に関わりなく、不織布被覆層126、128、134および/または136を省略できるようにすることも考えられよう。しかしながら不織布被覆層は、同時に、失禁用品の柔らかい感触の内面を形成するという利点を有している。] [0072] これに続いて図11では、さらに別の1組の断裁ローラ140すなわちアンビルローラを備える回転式カッターが設けられており、これらのローラの間で、それまでに形成された複合体が機械方向120へ上述した向きで通過する。このときに第2の輪郭断裁142が実行され、その過程で、好ましくは部分ウェブ122、124だけから、それぞれ円弧状のセグメント144が切り取られ、すなわち、部分ウェブ122、124の互いに向き合う横縁部または縁部区域58および60から切り取られ、それにより、足切抜部146が部分ウェブ122、124にも形成される。第2の輪郭断裁142が股上区域8ではなく部分ウェブ122、124だけを対象としていることによって、第2の輪郭断裁142は実質的に機械方向120に沿って延びており、いかなる場合にも、これに対して横向きに大きい角度で延びることはない。このようにして、股上区域8を製作する過程での第1の輪郭断裁112と同様に、断裁を最善に構成することができる。このように全体として、失禁用品2の後の足開口部19を高い精度で、最善であると考えられる要求事項に即して構成することができる。このとき、第2の輪郭断裁142は部分ウェブ122において、部分ウェブ124とは異なる形状で構成されていてよいと有利であることが判明している。そのようにして、失禁用品2の足切抜部146ないし後の足開口部19の形態を、腹部区域4と背中区域6とで別様に構成することができる。] 図11 [0073] こうして形成された複合体がさらに搬送されていき、図12に概略的にのみ示している折畳みステーション148で、機械方向120に延びる折線150を中心として複合体がそれ自体の上に折り畳まれ、それにより、一方の部分ウェブ124が他方の部分ウェブ122の上にくるようにされる。これに引き続いて接合ステーション152で、それぞれの横継目領域14が部分ウェブ122、124の間に構成され、こうして本来のパンツ形態が形成される。この方法ステップに引き続いて、分離ステーション154で、完成した失禁用品2の切り離しにつながる分離断裁が、機械方向120に対して横向きに実行される。接合ステーション152が、たとえば分離溶接装置の形態で、同時に分離ステーションとして構成されていることも考えられ、それにより、横継目領域14の形成とともに失禁用品2が切り離されることになる。] 図12 [0074] 最後に図13は、図10との関連ですでに説明したように、股上区域を製作するためにバックシート材料ウェブ62が供給される過程で、図7との関連で説明した補強被覆94がバックシート材料ウェブ62へ区域的に施される方法の実施を模式的に示している。図8とは異なり、特に不織布区域であってよい補強被覆94は、股上区域8の実質的に大部分を覆う。ただし、形成されるべき股上区域8の縦端部には、バックシート材料ウェブ62が被覆されずに残される。] 図10 図13 図7 図8
权利要求:
請求項1 腰回り方向(16)に閉じた腰部開口部(18)を備える横方向または腰回り方向(16)に連続した腹部ベルトと背中ベルトを形成するために両側の横継目領域(14)のところで製造者側で相互に結合された前側の腹部区域(4)および後側の背中区域(6)と、前記腹部区域(4)と前記背中区域(6)の間で縦方向(9)に延び、前記腹部区域(4)および前記背中区域(6)に取外し不能に接合された、吸収体(7)を有する股上区域(8)とを備える、身体の排泄物を受容するためのパンツ型の失禁用品(2)を製造する連続式の方法において、前記股上区域(8)と前記腹部区域(4)と前記背中区域(6)はいずれも前記失禁用品(2)の足開口部(19)を区切っており、前記腹部区域(4)と前記背中区域(6)には、それぞれ相互間隔をおいて互いに平行に横方向または腰回り方向(16)に延び、そのようにして前記腹部区域(4)と前記背中区域(6)を面状に弾性化する第1の弾性化手段(28)が設けられており、前記腹部区域(4)および前記背中区域(6)の前記足開口部(19)のほうを向く股上側の領域(22、26)には、両方の前記横継目領域(14)を起点として前記失禁用品(2)の縦中心軸(44)に向かう方向(56)に延び、その際に相互間隔を増しながら円弧状に広がって延びる第2の弾性化手段(40、42)が設けられており、次の各方法ステップ、すなわち、−第1の輪郭断裁(112)によって形成される脚切抜部(116)を有する、前記吸収体(7)を有する前記股上区域(8)を供給し、−前記失禁用品(2)の前記腹部区域(4)ないし前記背中区域(6)を形成する2つの不織布ベースの部分ウェブ(122、124)を供給し、−前記第2の弾性化手段(40、42)を両方の前記部分ウェブ(122、124)の上に供給して載置し、これに固定し、−前記股上区域(8)を両方の前記部分ウェブ(122、124)と統合して、前記股上区域(8)が縦方向(9)で機械方向(120)に対して横向きに一方の端部で一方の前記部分ウェブ(122)および他方の端部で他方の前記部分ウェブ(124)と重なり合うとともに、前記股上区域(8)が機械方向(120)で相互に間隔をおいて配置されるようにし、前記股上区域(8)と前記部分ウェブ(122、124)を重なり合い領域で固定し、機械方向(120)へさらに搬送し、−前記第1の弾性化手段(28)を機械方向(120)で前記部分ウェブ(122、124)に供給して載置して固定し、−実質的に円弧状の前記足切抜部(146)を形成するために、前記部分ウェブ(122、124)を互いに向き合う縁部区域(58、60)のところで対象とする第2の輪郭断裁(142)を実行し、−機械方向(120)に延びる折線(150)を中心として折り畳み、それにより、一方の前記部分ウェブ(122)が他方の前記部分ウェブ(124)の上に載るようにし、−製造されるべき前記失禁用品(2)の前記横継目領域(14)を構成するために、相上下して位置している前記部分ウェブ(122、124)を機械方向(120)に対して横向きに相互間隔をおきながら接合し、前記腹部区域(4)、前記背中区域(6)、およびこれらの間に配置された前記股上区域(8)を有する製品を得て、−機械方向(120)に対して横向きに分離断裁を実行して、切り離されて完成した失禁用品(2)を得る方法ステップを含む方法。 請求項2 前記第2の弾性化手段(40、42)を供給、載置、固定する方法ステップの後に、前記第2の弾性化手段(40、42)を覆う不織布被覆層(126、128)が各々の前記部分ウェブ(122、124)の上に供給されて載置され、2つの前記部分ウェブ(122、124)は機械方向で相互間隔をおきながら互いに平行にさらに搬送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記第1の弾性化手段(28)を供給、載置、固定する方法ステップの後に、前記第1の弾性化手段を覆う不織布被覆層(134、136)が各々の前記部分ウェブ(122、124)の上に供給されて載置され、2つの前記部分ウェブ(122、124)は機械方向で相互間隔をおきながら互いに平行にさらに搬送されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 請求項4 前記股上区域(8)に前記足切抜部(116)を形成するための前記第1の輪郭断裁(112)は連続式の前記方法の枠内で実行されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の方法。 請求項5 前記股上区域(8)は連続式の前記方法の枠内で形成され、そのためにエンドレスのトップシート材料ウェブ(64)、エンドレスのバックシート材料ウェブ(62)、および吸収体(7)が機械方向に供給され、前記吸収体(7)が互いに間隔をおきながら前記トップシート材料ウェブ(64)と前記バックシート材料ウェブ(62)の間に配置され、こうして形成された複合体がそれ自体で固定され、前記複合体で前記第1の輪郭断裁(112)が実行され、それにより前記足切抜部(116)を前記股上区域(8)に形成することを特徴とする請求項4に記載の方法。 請求項6 前記股上区域(8)に足弾性化手段(82)が供給され、特に前記トップシート材料ウェブ(64)と前記バックシート材料ウェブ(62)の間に供給されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項7 前記足弾性化手段(82)は、前記吸収体(7)に対して変化する間隔をおいて延びるとともに、その縦端部のところで中央部よりも広い間隔を前記吸収体(7)に対して有するように供給されることを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 前記バックシート材料ウェブ(62)は不織布被覆および/または補強被覆(94)を備える液体不透過性のフィルムウェブの形態で供給されることを特徴とする請求項5、6または7に記載の方法。 請求項9 エンドレスの不織布ウェブがまず供給され、次いで前記不織布ウェブが2つの前記部分ウェブ(122、124)を形成するために機械方向に沿って分割されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項10 腰回り方向(16)に延びる前記第1の弾性化手段(28)は4−10mm、特に4−8mm、特に4−6mmの相互間隔で挿入されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項11 前記第2の弾性化手段(40、42)は3mmから35mmの間の変化する相互間隔で挿入されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項12 前記第1および/または前記第2の弾性化手段(28、40、42)は1.5−6.0の初期応力、特に2.5−5.0の初期応力のもとで前記部分ウェブに固定されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項13 前記第2の弾性化手段(40、42)は前記吸収体(7)との重なり合い領域で無効化されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項14 前記第2の輪郭断裁(142)は縦方向でそれぞれもっとも内側にある股上のほうを向く前記第2の弾性化手段(40、42)に沿って、かつこれに対して間隔(D)をおいて行われることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項15 前記間隔(D)は2−40mm、特に3−30mm、さらには特に4−20mmであることを特徴とする請求項14に記載の方法。 請求項16 前記第2の輪郭断裁(142)は前記部分ウェブ(122、124)だけを対象としており、前記股上区域(8)は対象としないことを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項17 前記腹部区域(4)の前記部分ウェブ(122、124)の円弧状の前記足切抜部(146)は、前記背中区域(6)の前記部分ウェブ(122、124)の円弧状の前記足切抜部(146)とは異なる形状を有しており、特に異なる角度または半径を有していることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項18 前記足開口部(19)に沿って、前記股上区域(8)から前記腹部区域(4)および/または前記背中区域(6)への移行部で不連続的な形状が設けられていることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。 請求項19 製造されるべき前記失禁用品の前記横継目領域(14)を形成するための、相上下して位置する前記部分ウェブ(122、124)の接合と、分離断裁の実行とは同一の方法ステップで行われることを特徴とする先行請求項のうちいずれか一項または複数項に記載の方法。
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